「おおお! グットタイミングや~ん! ここの居酒屋、ランチもやってるんだね!」
先日、僕はお腹を空かしていました。
どこでお昼を食べようかな~なんて考えていた時、
道路の向こう側にある居酒屋から店主が出てきて
ランチの看板を出しているではありませんか!
ちょっと驚きと、感心と、好奇心が湧いてきちゃいました。
残念すぎる看板
その日、いつものお店に行こうと思ってたけど、
新規開拓でココもありかな~っと思った瞬間、
ななななんとぉ!
何が書いてあるかさっぱりわかりません!
看板が道路の向こうにあるので、小さいし・・・
数字が書いてあるような気もするけど・・・
歩きながら10秒くらい見てたけど・・・ ピー 思考停止。
謎のランチ VS いつものランチ680円!
一瞬のうちに頭の中で何が起こってるのでしょうか?
ありゃ、6か?8かな?600だったら安いけど、800円は予算オーバーだな・・・
居酒屋のランチだしな・・・何がでてくるんだろう・・・
しかし、なにも見えんなぁ・・・ 以上!
考えるのも面倒になってしまい、「いつものランチ」に切り替わった訳です。
想像できない恐怖・・・
一生懸命考えれば、そりゃ確かに答えなんてわかるよ。
「この辺のランチの相場は 7~800円前後 だろう・・・」 でも確証が持てません。
好奇心や冒険心だけでは動けないんです。
行く価値はあったかもしれません。話のネタになる。
でも、いくらかわからない ●00円 居酒屋のランチセット に
話のネタになるかどうかも判断できませんでした。
というよりも価値が見い出せません。
きっと、店主と2人きりの空間で、
高いのか、安いのか、うまいのか、まずいのか
うまかったらいいけど、まずかったら気まずい・・・
という既に面倒なことを考えさせている看板なのです。
これから何が起こるかすべて説明できていますか?
お客さんは、安心できてやっと行動してくれるんです。
よくわからないモノには行動しないし、勇気を出してしようとも思わないんです。
たかがランチにだって、今日はどんなメニューで、いくらで、
お腹を満たしてくれる情報がないと動けないんですよね。
(あなたがランチの情報通で有名なら話は別だがw)
お客さんの不安を、事前に予測して解消しよう!
あなたも、ご新規を誘導する時に、どんな不安を抱いてやってくるか、
お客さんの立場になって一度見直してみてはどうか。
看板にビニールしてもいいが、遠くから見て読めるのか。
チョークの色は何色が一番目立つのか。
黒板がちっちゃくないか。などなどチェックするポイントはたくさんあるよね。
例えば、我々の仕事でも・・・
お客さんは、問合せする時、こんな不安をいだいてます。
ガス屋なら、電話で問い合わせる時、ひとこと目に何ていえばいいのか?
うまく説明できなくて怒らせたっり厄介に思われたりしないだろうか・・・という不安
リフォームでもそう、相手は専門家だろうから、素人の私の話を
ちゃんと聞いてくれるのかどうか、否定されたら嫌だな・・・という不安
資料請求だってそう、資料を請求したら、直接セールスマンが来て売り込まれるのでは・・・という不安。
セミナーだってそう、もし、行ったら密室に案内されて買いますというまで軟禁されるんじゃないか・・・という不安。
問い合わせや申し込み前に、その後、何が起きるのかちゃんと説明がされていますか?
一度確認してみる価値はありそうですね。
それでは。
追伸
で、その日のランチは・・・
安定すぎるのスガキヤ。
人は、迷ったら一度行った事のある所に行くんですよね。安心だから。
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